DVD

BOOK

HAWAIIAN PHOTOEXHIBITION

BBS

PARTNERS LINK

ウルポ・ヘイアウUlupo Heaiu
カメハメハ1世がオアフ島を征服した1795年以降、
生贄を祭壇に祀るルアキニ式のヘイアウとして使用されたようです。
その為か、夜になるとこのヘイアウでは人魂が見られると言うことです。

1907年、近くの牧場の牛の囲い用に、この石の若干が持ち出されてしまったそうです。
また、他の説によると、このヘイアウの上に牛小屋を作ってしまったため、
ヘイアウは牛によって崩されたとも言われていますが、定かではありません。

ウルポ・ヘイアウの周りにはいくつもの湧き水があり、
主にお供え用の豚を洗うために使われました。
この湧き水は1950年代まで飲料用にも使用されていたそうです。
現在、このヘイアウの周りにはバナナの木やティ・リーフなどのほか、
2メートル以上にも育ったタロイモも目の当たりに見ることができます。
この巨大なタロイモの葉っぱは大人の背丈以上に伸びており、
きっと昔ここに植えられて、
そのままハワイの大自然の中、育っていったんでしょう。
それにしても初めて見た大きなタロイモの葉っぱ!
スタッフ全員で記念撮影をしました。

私達はウルポ・ヘイアウに辿り着くために、地図で場所を何回も確認し、
行ったり来たりして随分探し回りました。
ウルポ、・へイアウはルート61<Kailua Rd=カイルア・ロード>を
ラニカイ方面に走り、2ブロックほど先の右側にある
YMCAの真裏にあります。
駐車場へは、YMCA手前の<Uluia St.=ウルイア・ストリート>を左折し、
1本目の<Manu Aloha St.=マヌ・アロハ・ストリート>を右折した
突き当たりです。


ウルポ・ヘイアウは、今日でもハワイの人々の神聖な場所とされております。
十分に敬意をもってたずねてください。
オアフ島最古の神殿
ハワイ王国は、ハワイ王朝が成立する以前に南方から
ハワイに渡来した2人の兄弟、「ウル」と「ナナウル」によって
ハワイ2大王朝の系譜が始まった、という伝説があります。

ウルポ・ヘイアウはこのウル王朝の系列の王族によって
信仰されていた場所であり、当時は王族の女性の出産の場所
としても使われていたそうで、ここもまた、クカニロコ同様に
神聖な出産場所としても使用されていたということです。

ヘイアウ建設当初は、周りに広がるカワイ・ヌイの農作物の
豊作祈願のため、農耕の神様「LONO(ロノ)」を祭る神殿として
使われていました。

ヘイアウの大きさはおよそ縦42メートル横54メートル高さ10メートル。

ウルポ・ヘイアウは、
AD500年ごろ、ハワイ諸島の先住人(先住民)と言われている伝説の民
「メネフネ」によって、手から手へと石を手渡しで運び、
一晩で建設されたと言い伝えがある、大変古いタイプのヘイアウです。
このヘイアウは北極星に向けて建てられており、
ウルポとは“夜のインスピレーション”という意味だそうです。
Kauai

Oahu

Maui

Hawaii