ウルポ・ヘイアウはこのウル王朝の系列の王族によって
信仰されていた場所であり、当時は王族の女性の出産の場所
としても使われていたそうで、ここもまた、クカニロコ同様に
神聖な出産場所としても使用されていたということです。
ヘイアウ建設当初は、周りに広がるカワイ・ヌイの農作物の
豊作祈願のため、農耕の神様「LONO(ロノ)」を祭る神殿として
使われていました。
ヘイアウの大きさはおよそ縦42メートル横54メートル高さ10メートル。
ウルポ・ヘイアウは、 AD500年ごろ、ハワイ諸島の先住人(先住民)と言われている伝説の民 「メネフネ」によって、手から手へと石を手渡しで運び、 一晩で建設されたと言い伝えがある、大変古いタイプのヘイアウです。 このヘイアウは北極星に向けて建てられており、 ウルポとは“夜のインスピレーション”という意味だそうです。 |