プウホヌア・オ・ホナウナウPuuhonua O Honaunau
プウホヌアとはハワイ語で「逃れの地」、
「聖域」と言う意味です。
ハワイの王族は神々の子孫とみなされていた為、
人々を支配して、法律制度のようなカプ(戒律)を
強制する霊力を持つと考えられていました。
このカプの掟を破った者の罰は死であり、
誰も逃れる事が出来なかったそうです。
そこでアリィ(王族)は犯罪者が逃れ、
生きのびることができる、いくつかの場所をつくりました。
戦争中、この逃れの場所に避難した老人、子供、女性
そして病人は安全だったそうです。
また逃亡中の兵士も、この聖域に入ることによって
救われたそうです。
逃れの地
しかし、犯罪者と敗残兵が、この逃れの場である聖域に辿り着くまでには、いくつかの難関がありました。
聖域の周りは王族やカプの執行者が住む区域があり、そこはとても神聖な場とされていた為、
敵に追われている敗残兵らは、海を泳ぎ、北方からのみ、逃れの場に入る事が許されていました。
重要な掟を破った犯罪者たちが、規律を破ったことで神々を怒らせ、
罪の無い一般の人々にも溶岩を流したり、津波を起こしたり、
地震や飢饉などの災いを招くかもしれないと考えられていた為、容易には、
この聖地に入る事ができないようにしていたそうです。
犯罪者が逃れの地に入ると、祭司は夜通しにわたる儀式をとり行い、無罪の申し渡しをしました。
赦免後、犯罪人は家に戻り、再び普通の生活に戻る事ができたそうです。
こうしたカプ制度も、カメハメハ大王が亡くなり、息子のリホリホが王位に就いた、1819年、
リホリホ自ら、故意に、「女性と共に食事をしてはならない」という掟(カプ)を破り、
カプを破った後でも、災いはない事を自ら証明し、神殿、偶像、逃れの場を破壊するよう命令しました。
こうして約300年間続いたカプ制度は終わりを告げたのです。
以前、MTVのスペシャル・プログラムの収録で、ハワイ島を訪れた際
に ハワ島のガイドブックに良く掲載されている写真の
プウホヌア・オ・ホナウナウを場所、 ねてみたくて、
収の合間をぬって、ワイコロアから車を走らせました。
手のケアラケクア湾までたどり着き
そこから、 そこいに目的地まで通っているはずのプウホヌア・ロードを探したのですが、
時も限られていたこともあり、当時は、探せず断念しました。
今も、ケアラケクア湾までは、すんなりと到着できたのですが
ケアラケクア、 からプウホヌア・ロードまでの間は住宅地になっていて
こんなところから、 があるの?って雰囲気が漂っているため、またもや探すのに一苦労しました
プウホヌア・ロードは。 プいを走る草が生い茂る土手道で、走っている最中も、これでいいのか?
不安が過ぎりましたがプウホヌア・オ・ホナウナウ手前で、突然、整備された広い道路が開けてきました。
さすが、国立歴史公園と言ったところです。
公園内はとても綺麗に整備されており、
ここぞ日本人がイメージするハワイ!と思える程、素敵な場所です。
澄んだ海に真っ白な砂浜。。。
また、入り江には海亀のカップルが住んでいるそうです。
運がよければ、水際で悠々と甲羅干ししている姿を
見ることができます。

南コナ地区小さな村の近くに位置しており、
キリスト教の宗教改革の際に、すべてが破壊されてしまいましたが、
1961年に合衆国の国立歴史公園として 再建され、
昔のヘイアウ(神殿)やティキ(神像)などが整備されました。
Kauai

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